モンゴルの看護師の卒後研修能力強化に向け看護セミナーIIを開催しました

2021年11月10日

11月8日~10日の3日間に渡り、看護セミナーII「私たちの看護とは-ToT研修・ファシリテーター研修に向けて-」を開催しました。セミナーは今年7月に保健省大臣令によって定められた、卒後研修の体制強化を目的としたWGメンバーを対象とし、看護のTOT研修やファシリテーター研修に含まれる症例について皆で考え吟味すること、今後の研修に対する役割や方向性の共有が今回のセミナーの目的でした。参加者は色々な講義を通し、望ましいモンゴルの看護師像についてじっくり考え、熱く語っていました。本プロジェクトの菅原千賀子専門家が世界各国で看護と看護師をどう定義しているのか、看護の有名な理論家たちが看護についてどう捉えていたかを紹介しました。さらに池本めぐみ専門家からは日本の看護の現場について講義の後、新人看護師の集合研修の実際についてモンゴル語の解説がついた動画でご紹介頂きました。動画を見た参加者からは「見習うところが沢山あった」との高い評価を得ることができました。これからもモンゴルの看護の特徴を見極め、プロジェクト活動を進めて行きたいと思います。

医師及び看護師のための卒後研修強化プロジェクト
プロジェクトアシスタント ビンデリア

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研修に参加したWGメンバーとPJメンバー達と一緒に

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講義の様子を真剣に聞く参加者たち

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望ましいモンゴルの看護師像について討議するメンバー

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討議の結果についてプレゼンする参加者