助産師の専門研修のカリキュラム開発ワーキンググループの中間報告会が保健省で開催されました

2022年3月28日

2021年12月に発令された保健大臣令に基づき、助産師の専門研修のカリキュラム開発ワーキンググループは、活動計画に従い活動を進めています。3月28日、本大臣令に基づく活動全体のリーダーである保健省のErkhenbayar局長のもとで助産師の専門研修のカリキュラム開発ワーキンググループの中間報告会が開催されました。

報告会では、ワーキンググループでは、2021年1月以降、5回の会議を開催し、助産師の卒後研修へのニーズ調査、助産師のコンピテンシー、専門研修のカリキュラムの検討等を行ってきたことが報告されました。さらに、ワーキンググループの活動は、看護と助産の分野のグローバル戦略として4つの方向性が示された“Global Strategies Direction for Nursing and Midwifery 2021-2025(WHO, 2021)”を考慮し、国際的な流れに沿った活動をしていることについても報告されました。

Erkhenbayar局長は、助産師の5つの専門研修は保健大臣が承認し、国の政策にも重要な位置づけであること、助産師のコンピテンシーを基盤にカリキュラムを開発する重要性、モンゴルの保健医療サービスにおける助産師への期待が述べられました。

2022年10月、モンゴルではじめて助産師の専門研修が実施される予定です。助産師の関係者の皆様とこの大きな一歩を踏み出せるように引き続き活動を進めてまいります。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ
アシスタント チンバト・オユンエルデネ

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