「医師及び看護師の卒後教育整備と実践能力強化研修」をテーマに本邦研修が実施されました

2022年11月1日

2022年10月19日~31日にかけ、「医師及び看護師の卒後教育整備と実践能力強化研修」をテーマとした本邦研修が実施されました。この本邦研修は、コロナ渦の影響により滞っていた日本への渡航が実現した2年ぶりの研修となりました。
今回のこの研修にはモンゴル国保健省の事務次官を始め、医師及び看護職の卒後教育を担う行政官や現場の看護職を含む7名が参加しましました。11日間の研修期間には、厚生労働省をはじめ、日本看護協会や東京都看護協会といった職能団体の他、国が運営する病院として国立国際医療センター病院・地域医療を担う河北総合病院を視察することができました。加えて、二子新地駅前あいず訪問看護ステーションや国立看護大学校に小規模施設での卒後教育の取り組みや卒前卒後連携についてのお話を聞くことができました。

研修の最後には、研修生らが各々の課題を踏まえ、日本で得た様々な取り組みやアイディアを基に、今後自分たちが職場でどのように取り組んでいくべきかについて発表したのですが、皆、思いを新たに、目を輝かせてその決意を述べている様子がとても印象的でした。

間もなくこのプロジェクトも折り返し地点となります。プロジェクトでは引き続き、モンゴルの行政職の皆さんや現場の医療職の皆さんと共に彼らの決意を支え、共にモンゴル国の医師及び看護職の卒後教育強化に向けて取り組んでいきたいと思います。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
プロジェクトチーフ 明石秀親
看護専門家 菅原千賀子

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厚生労働省でモンゴル国の紹介を行うErdembileg事務次官

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トレーニングセンターでのミーティングの様子

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研修生と共に東京都看護協会にて

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二子新地駅前あいず訪問看護ステーションの様子

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ご協力いただいたJICA・NCGMの皆さんと共に