助産師の卒後のコンピテンシーの最終化に向けたワークショップを開催しました

2023年4月24日

2022年4月に助産師の卒後研修強化ワーキンググループ(保健大臣令A231)が設置され、活動のひとつとして研修のカリキュラムを開発する際の基盤となる助産師の卒後のコンピテンシーの創出に向けて活動しています。2022年5月の国際助産師の日にワークショップを開催し、助産師の卒後のコンピテンシーについて会場50名、オンラインで27名の助産師と意見交換を行いました。その後、ワーキンググループが中心となり、全国の助産師に質問紙調査を実施し、就労している助産師1,119名のうち708名からの回答をいただきました。
今回のワークショップでは、「助産師の卒後のコンピテンシー」を最終化するために助産師に関わる重要な関係者に調査結果を共有し、6つのコンピテンシー、その定義と構成要素について意見交換を実施しました。保健省のS. Yanjmaa行政管理局の局長代理、保健開発センターのB. Narantuyaセンター長、JICAモンゴル事務所の永井雅姫氏、モンゴル医科大学のP. Tsetsegmaa助産科長、S. Davasurenモンゴル助産師会の会長をはじめ、保健省・保健開発センターの行政官、モンゴル医科大学とダルハン分校の助産教員、主要な産科病院の管理者である助産師らが参加しました。
今後、ワークショップでいただいたご意見を元に最終化し、助産師の卒後のコンピテンシーとして保健省の承認を受ける準備を進めて参ります。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ

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ワークショップにご参加くださった皆様と

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コンピテンシー、定義とその構成要素を検討する様子

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グループで検討した内容を発表

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取材を受ける池本専門家とオユンアシスタント