国際助産師の日に「助産師という職業の価値、自律、リーダーシップ」のイベントを開催しました

2023年5月5日

世界では、5月5日を「国際助産師の日(International Day of the Midwives)」として50か国以上でイベントが開催されています。モンゴルでも2017年から毎年5月5日を国際助産師の日としてイベントを実施しています。

2023年5月5日、保健省、モンゴル助産師会、UNFPAらと「助産師という職業の価値、自律、リーダーシップ」のイベントをウランバートルの会場とオンラインをつないだハイブリット形式で開催しました。

開会式では、保健省のS.Chinzorig保健大臣が「へその緒のお母さん」と呼ばれる助産師に敬意と祝いの言葉をかけ、助産師の能力の強化の重要性と期待、母子へのサービスのための政策の実施とその予定を話されました。また、井上チーフアドバイザーは、「助産師の能力強化は、モンゴル国民、母子のためにつながるものです。どうやって母子及び地域の医療に貢献できるのかを常に心にとめてください。」と述べ、さらに助産師が多職種と連携し、地域社会で一丸となりよりよくなることへの期待を挨拶としました。

池本専門家からは、助産師の卒後のコンピテンシーの創出への活動を報告しました。助産師の卒後の6つのコンピテンシー、その定義と構成要素、フレームワークを説明し、今後、モンゴル国保健省の医療従事者開発委員会で検討される予定であることを共有しました。プロジェクトでは、モンゴルの関係者や助産師の皆様と同様に、助産師の卒後のコンピテンシーが正式にモンゴル国で承認される日を楽しみにし、活動を続けて参ります。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ

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S.Chinzorig保健大臣の挨拶

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井上チーフアドバイザーの挨拶

【画像】イベントの集合写真

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保健大臣、助産師らと