初等教員養成校(IFP)の現状調査を行いました。

2016年5月31日

新カリキュラムを試行している初等教員養成校(以下IFP)で、授業を観察し、現状調査を行いました。

2007年から実施されている初等教員養成カリキュラムは、拡大する教員需要に対応するため、養成期間を1年間とする短期間で詰込式のものとなっています。2012年、教員としてより高い専門知識と授業実践力を養うために、教育省は新たに教員養成年数が3年のカリキュラムの試行を開始しました。現在7校のIFPで新カリキュラムが試行されています。

新カリキュラムを試行しているIFPの現状を把握するため、プロジェクトチームは5州(ガボデルガード、ナンプラ、テテ、イニャンバネ、ガザ)にある5校のIFPを訪問しました。IFPによって、授業にグループワークを積極的に取り入れている学校もあれば、授業のウォーミングアップでペアワークを行っている学校もあるなど、各校の先生方がそれぞれ工夫を凝らしている様子がよく分かりました。

今後、現状調査の分析結果に基づき2016年8月に実施予定のベースライン調査の準備を進めて行きます。

【画像】

オモイネIFP(算数:グループワークの様子)

【画像】

ションゴーネIFP(算数:ペアワークの様子)