モザンビーク共和国(以下、「モザンビーク」)は、石炭、天然ガス、農林水産資源などの天然資源に恵まれ、また、地理的に内陸国へのアクセスを可能とする経済回廊のインド洋への出入り口を擁し、南アフリカと隣接する、など外国投資を誘引し経済発展を果たす高いポテンシャルを持つ国である。
モザンビークは内外の民間企業による投資を促進するため、1993年に投資法を制定、投資促進センター(Investment Promotion Centre:CPI、現APIEX)を設立し、とりわけ外国投資の促進を図ってきた。1990年代後半から2000年初めにかけては、世界的な資源価格の上昇に支えられ、モザン…