パプアニューギニアは鉱物資源に恵まれた資源国で、これら採取産業が同国経済・輸出の中心的役割を担っています。政府財政や公共投資支出も資源収入に大きく依存しており、健全で安定的な公共財政管理のため資源収入の透明性や管理の改善が課題となっていました。2014年より、パプアニューギニアは国際的な資源収入の管理枠組みである「採取産業透明性イニシアティブ」(EITI)に加盟し、国を挙げた活動を展開しています。本プロジェクトは同国のEITI実施促進、ひいては同国の資源収入の適切な管理を目指し支援を行うものです。