光ファイバーケーブルネットワークの接続箇所に関する調査を実施

2021年11月30日

2021年11月に4日間にわたり、バンコク都(Bangkok Metropolitan Administration, BMA)、日本人専門家チームと、面的交通管制(ATC:Area Traffic Control)システム設置工事請負業者は、パイロットプロジェクト地区における光ファイバー接続箇所を共同で確認しました。
本プロジェクトで導入される面的交通制御(ATC)システムでは、BMAが設置・管理している信号機にATCシステムとの接続用の装置を付加し、新設の車両感知器および以前のプロジェクトで設置された車両感知器とともに、BMAの光ファイバーケーブルネットワークを使って管制センターへ繋ぐ予定です。今回の調査では、光ファイバーケーブルを分岐・接続するための装置の設置位置について確認を行いました。

更に、パイロットプロジェクト地区の光ファイバーケーブル接続装置の設置箇所を確認する過程で、既に設置された接続装置用キャビネットの内部についても状況を確認しました。今後、キャビネットの内部に接続装置を設置し、BMA内の管制センターに中央制御システムを設置する予定です。パイロットプロジェクト地区でのATCシステムの運用に向けて引き続き準備を進めます。

【画像】

日本人専門家チームと工事請負業者と共同で調査を実施

【画像】

ATCシステムと既設の信号機を接続する装置が収納されるキャビネット

【画像】

キャビネットの内部を確認。今後、接続装置をキャビネット内に設置予定。

【画像】

Rama VI通り沿いの、既設の画像式車両感知器を確認