建設事業における積算管理、契約管理及び品質・安全管理能力向上プロジェクト

ベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム国」と記す)では、1986年から始まったドイモイ政策で市場経済が導入され、海外直接投資の増加を梃子に順調な経済成長を実現している。これと同時に、多数の大規模インフラ整備事業が実施されているが、大規模インフラ建設の実施経験が不足し、また建設事業一般において品質管理・安全管理への配慮が十分ではないため、建設現場での事故が頻繁に発生している。さらに建設事業の契約管理では、片務性が強く、国際慣行と整合しない運用がなされ、契約履行時に紛争がしばしば発生し、円滑な事業実施の障害となっている。
ベトナム国政府は、過去10年余に亘り、建設工事に関する制度作りに取り…

更新情報

2017年12月25日
プロジェクトニュース」を更新しました。
対象国:
ベトナム
課題:
都市開発・地域開発
署名日:
2015年1月27日
協力期間:
2015年4月15日から2018年4月30日
相手国機関名:
CED(建設費用の積算・管理、契約管理の規定策定を担当)、SACQI(MOC事業の品質管理を担当)、CAMA(建設工事の安全衛生遵守状況検査を担当)

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