33.ドンタップ省アヒル生産場現地視察

2022年12月27日

メコンデルタの北辺でカンボジアと国境を接するドンタップ(Dong Thap)省は、国内で3番目に大きな農地を抱える穀倉地帯で、中央と南部を走るメコン川の最大支流ティエン川とハウ川を利用し、グレープフルーツ、リュウガン、マンゴーなどの輸出加工向け農作物を供給し、パンガシウス(ナマズ)や淡水エビの養殖も盛んです。また、ここでは、アヒル生産も目覚ましい発展を遂げており(ベトナムは生産量で世界第3位、その約34%がメコンデルタで行なわれている)、その生産性向上や感染症などの管理技術が求められています。そこでCTUの社会実装チーム(モデル3)は、同省にて「感染症対策を含む持続的かつ半集約的なアヒル生産方法の開発」を展開するに当たり、現状把握のために省内の2種類のアヒル生産農家を視察しました。

【画像】ドンタップ省の位置

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地元農業農村開発局員(中央)から話を聞く石松専門家(右端)

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小規模食用アヒル卵生産農家の生後20日のアヒル

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3ヘクタールの広さを持つ省内最大規模の食用アヒル卵生産農家

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省内最大規模の食用アヒル卵生産農家のアヒルの卵