27年度8次隊(青年海外協力隊)、着任!-教員養成校向け技術協力との連携-

2016年3月29日

2016年2月にザンビアに到着したバングラデシュからの振替ボランティア6名が、約2週間の現地訓練を終え、それぞれの任地へ出発しました。このうち3名は教員として小学校に派遣されます。

前回ご紹介したとおりJICAでは、長年授業研究を通じてザンビア国内の教員の質の向上に取り組んできており、2016年1月からはザンビアの教員養成校向けに新規の技術協力として「教員養成校と学校現場との連携による教育の質改善プロジェクト(通称:IPeCK)」を開始しました。

今回、ボランティアが派遣される小学校はいずれもIPeCKの対象となる教員養成校の周辺にある協力校です。技術協力と連携してこれらの小学校でボランティアが学習改善を実施することで、プロジェクトの活性化など相乗効果が発揮されることが期待されます。

「現場でできることをできるかぎりやっていく!」その決心のもと、派遣国が変わるという数奇な運命に翻弄されたボランティアですが、2か国目となるザンビアでたくましく、活動の一歩を踏み出します。

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