2021年4月29日
ZIM-SHEPチームは、2021年4月29日に第2バッチの対象州(注1)であるマショナランド・イースト州のチトラ灌漑地区で、ジェンダー研修を行いました。
研修は、ジンバブエのCovid-19感染予防の規制に従い行われました。研修には、男女35人~40人の農家が参加しました。
研修では、活動プロファイル分析、アクセス/コントロール分析、生活時間帯分析などの演習を通じて、男性・女性のグループに分かれてお互いの結果を発表し合い、可視化することで、課題やニーズに気づきを与える活動を、参加者の主体的な参加を促すかたちで実施します。
研修の後、1人の男性農家は、「研修はとても実りあるものだった。男性は女性より多くの農作業を行っていると思っていたが、女性は農作業だけでなく、より多くの家事労働をしていることがわかった。私は妻がたくさんの仕事を抱えていることに気づいた。これからお互いが助けられる作業は助け合って行っていきたい。」と言っていました。
チームはこれから、SHEP ToTを経て、ベースラインサーベイを実施していきます。
(注1)ZIM-SHEPでは、活動の対象となる8州を第1バッチから第4バッチまで2州ずつのグループに分け、研修をそれぞれのバッチごとに段階的に実施している。