第二次小学校建設計画（第3期）

教育関連予算が逼迫して初等教育施設などの整備が遅れているマリ。学校施設が著しく不足し、既存の施設も老朽化が激しいため、多くの小学校で午前と午後の二部制授業や、一度に2学年以上を対象とした複式授業を実施せざるを得ない状況でした。この協力（第3期）では、セグー、シカソ州の小学校37校155教室を対象とし、教室の建設と教育関連機材の供与などを行うとともに、教員、父兄会を対象とした施設、機材の使用・維持管理と衛生管理に関する指導・啓蒙活動を実施し、教育環境の改善に寄与しました。