第二次マリ−セネガル南回廊道路橋梁建設計画(マリ)
終了案件

- 国名
- マリ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2009年5月~
- 供与額
- 6.55億円
プロジェクト紹介
マリとセネガルを繋ぐ南回廊は、通行困難な山岳地域や橋のない河川によって道路網が発達していません。内陸国のマリにとって、国際道路は貿易など経済開発に不可欠な運輸・交通手段であり、その整備の遅れは社会経済の発展と貧困削減の大きな阻害要因となっています。また、セネガルでも内陸部は道路網が十分に整備されておらず、特にダカール~バマコ間にあるファレメ橋周辺村落の住民は、半年間から通年におよぶ増水期に交通が途絶し、病人の輸送、学童の通学等の社会インフラへのアクセスにも支障をきたしています。金鉱山や国立自然公園があり、肥沃な土壌と恵まれた水源による農業ポテンシャルが高いこの地域の開発を促進するため、日本は、両国国境のファレメ橋を整備して通年の円滑な交通を実現させるとともに、ダカール~バマコ間の国際幹線道路網の強化に寄与しました。