保健人材開発支援プロジェクト

Support to Human Resource Development in health sector of DRC

終了案件

国名
コンゴ民主共和国
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2010年11月〜2013年11月

プロジェクト紹介

コンゴ民主共和国では、1991年から10年以上に及んだ紛争によって保健システムが崩壊し、保健人材の数・質ともに、他のアフリカ諸国と比較しても低い状況に置かれています。日本はこれまでも同国の保健人材の強化を支援してきていますが、この協力では、保健省人材開発関連局の組織運営能力の強化を支援しました。これにより、保健省主導で問題分析が実施され、関連部局・省庁との連携調整のもと、具体的な政策が実施されることに寄与しました。

協力地域地図

保健人材開発支援プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 改修前の保健省人材局(2010年8月)。1960年の独立以降、一度も改修が実施されず、電気系統の故障、雨漏りがするなど、業務に支障をきたす状態であった。 

  • 改修後の保健省人材局(2011年6月)。天井の張り替え、壁のペンキ塗り、電気系統の修理など実施して、快適なオフィスになり、保健省職員が仕事に集中できるようになった。 

  • 国家保健人材開発計画(PNDRHS)執筆ワークショップ(2010年12月)。保健人材開発の5ヵ年計画が完成し、保健大臣により承認された。この計画に沿って、キャリア管理、基礎教育、継続教育、人材定着の4分野について政策を実施していく。 

  • 第2回保健人材グローバルフォーラム(2011年1月、バンコク)。JICAがGHWA(Global Health Workforce Alliance)、WHO、マヒドン王子記念財団と共催したフォーラムに参加した。フランス語圏アフリカからの出席者とともに保健人材オブザベートリーの進捗について報告した。 

  • 保健行政セミナー(2011年2月)。日本の保健行政について、コンゴ民保健省次官および全13局長が出席してセミナーを実施。省庁間連携、中央と地方の連携、人事評価について活発に意見交換がなされた。 

  • プロジェクト会議(2011年3月)。カウンターパートと対話をしながら、プロジェクト活動を進めていく。 

  • 保健人材情報システムに関する聞き取り(2011年9月)。保健人材(行政官、医師、看護師、助産師、病院職員など)が、どの施設に何人いるのかを把握するシステム作りを支援している。 

  • 中級助産師の規則作り(2012年2月)。中級助産師とはどのような人か、どのようなコンピテンシーを持つべきかを関係者(高等教育省、助産師協会、教員、サービスプロバイダーなど)と話し合い、その内容をまとめた。 

  • 保健人材関係者分析ワークショップ(2012年3月)。キンシャサの保健人材関係者にインタビューを実施して、どの関係者(パートナー)がどの分野に、いつからいつまで、どのように関わっているのかを調べた。 

  • 保健人材情報システム研修でキンシャサ大学の講師の説明に耳を傾ける参加者(2012年8月)。全国11州の保健人材情報担当者に対してキンシャサで研修を実施した。(写真提供:久野 真一) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。