ウズベキスタン日本人材開発センター・ビジネス人材育成プロジェクト

The Project for Capacity Development of Business Persons through Uzbekistan-Japan Center for Human Development

国名
ウズベキスタン
事業
技術協力
課題
経済政策、民間セクター開発
協力期間
2010年12月~2015年11月

プロジェクト紹介

ウズベキスタンでは、1991年の独立以降も、非効率で旧態依然とした産業構造が残存しており、市場経済化のための改革が遅れていました。こうした状況を受け、日本は、「ウズベキスタン日本人材開発センタープロジェクト」(2000年~2005年)および「同(フェーズ2)」(2005年~2010年)を実施し、市場経済化に貢献する人材の育成を支援してきました。この協力では、これまでの実績を基礎とし、ビジネスコースを中心とした教育の強化を支援しました。また、こうした活動を通じて同センターの組織体制を確立することで、同国の経済発展を担うビジネス人材が持続的に輩出される環境を整備しました。

協力地域地図

ウズベキスタン日本人材開発センター・ビジネス人材育成プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ウズベキスタン日本人材開発センター(以下、UJC)にて実施されているProfessional Management Program (PMP)コースは、約5か月間にわたり経営マネジメントスキルを学ぶコース。 

  • UJCのビジネスコースでは、主にPMPコース修了生を対象に上級者向け短期コースを実施している。日本人講師および現地講師により、特定テーマのより深堀した内容の講義が実施されている。写真は藤田短期専門家。 

  • PMPコースの授業風景。 

  • UJCでは、ビジネスコースを中心に日本的経営の教育を行っているが、あわせて日本語教育も実施している。写真は日本語コースにおけるイベント「日本語コース祭り」。 

  • 「日本語コース祭り」における「かるた大会」。 

  • 新しい衛星通信ネットワークにつき技術移転を行うプラマニク短期専門家。 

  • PMPコースの成績優秀生を対象に国別研修を実施し、自らのビジネスプラン作成の参考とするため日本の関連企業を視察した。中でも製造業におけるカイゼン取組は参考になった様子。 

  • 現地講師育成を目的とした国別研修において、日本の商社を訪問し、同社における人材育成の取り組みについて学んだ。 

  • UJCの外観。首都タシュケントの中心部にある貿易センター内に設置されており、大変アクセスの良い場所となっていることから、多くの人々が訪問しており、特にコースが実施されている時間は人であふれている。 

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