【国別活動|エルサルバドル】広域合同調整委員会(JCC)とMitch+20イベントへの参加
2018年10月29日から31日の3日間、ホンジュラスの首都テグシガルパ市において中米6カ国のJICA専門家と防災機関関係者が集結し、広域合同調整委員会(JCC)及びハリケーン・ミッチ被災後の20周年追悼イベント(Mitch+20)が開催されました。
エルサルバドルからは、国家市民防災局(DGPC)プロジェクトマネジャーのフェルミン氏が、データベースシステムを用いた市町村の防災情報収集、並びに行政機関と教育機関を巻き込んだ全国規模避難訓練の実施に関する活動進捗状況を紹介しました。
30日に開催された追悼イベントでは、約1,300名の児童・生徒がベリンチェの丘に集い、JICA支援により2013年、日本の技術を駆使し建設された地すべり対策の集水井(しゅうすいせい)を見学しました。また、各国の活動展示ブースを訪れた子どもたちは興味津々で、教育教材やリーフレットに手を伸ばし、JICA専門家やプロジェクトマネジャーの話に耳を傾けていました。DGPCとJICAで作成した防災教材は評判が良く、プロジェクトマネジャーは、新たな防災教材開発に関心を示しています。
本イベントは、各国の活動状況を知るだけでなく、課題や成功例等を共有し、今後の防災活動を進展させるのに良い機会となりました。
参考:
広域JCCにて活動進捗状況を説明するプロジェクトマネジャー
各国のプロジェクトマネジャー
追悼イベントで、児童・生徒にプロジェクトの概要を説明する長期専門家
追悼イベントで、中米各国及びドミニカ共和国の防災機関長官によるセッション