カリブ地域における漁民と行政の共同による漁業管理プロジェクト

Caribbean Fisheries Co-Management Project

実施中案件

国名
中南米地域
事業
技術協力
課題
水産
協力期間
2013年5月~2018年4月

対象国:セントルシア、セントビンセント、セントクリストファー・ネービス、アンティグア・バーブーダ、ドミニカ、グレナダ

プロジェクト紹介

カリブ地域各国では水産業は伝統的にも重要な産業であり、各国では主要産業の観光業、農業に次ぐ就業率を占めています。しかし、近年は無計画な過剰漁獲などにより水産資源自体の減少が指摘されており、カリブ地域内全体で水産資源管理に取り組んでおりますが、資源管理のために必要な統計の整備が不十分であるなど、改善が求められています。この協力では、各国におけるパイロット事業の実施を通して、漁民と行政の共同による漁業管理アプローチの開発と、その成果の共有を支援します。これにより、カリブ地域の水産業の持続的発展に寄与します。

協力地域地図

カリブ地域における漁民と行政の共同による漁業管理プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • セントルシアでの漁民コンサルテーション 

  • セントルシアの漁港(ビューフォート) 

  • ドミニカ(ロゾー):過去の無償資金協力により建てられた漁業協同組合(以下、漁協)。作業場では長靴に履き替えるなど、指導が徹底している。(写真提供:岡原功祐) 

  • ドミニカ(ロゾー):漁協内で清潔に作業するためのマニュアル。(写真提供:岡原功祐) 

  • ドミニカ(ロゾー):人口集魚装置(以下、FAD)漁を行うドミニカの漁師と石田専門家。(写真提供:岡原功祐) 

  • ドミニカ(ラユー):ドミニカの漁村で、FAD漁についてワークショップを開く石田専門家。地元の漁師たちが熱心に耳を傾けている。ビデオを多用するなど、ビジュアルに訴えることで、地元の漁師たちの意識も向上してきているという。(写真提供:岡原功祐) 

  • アンティグア・バーブーダ(アンティグア・セントジョーンズ):アンティグアの海。(写真提供:岡原功祐) 

  • アンティグア・バーブーダ(アンティグア・セントジョーンズ):釣った魚をすぐに氷で冷やす漁師たち。専門家の指導もあり、今では多くの漁師たちの魚の保存に対する意識が高まったという。(写真提供:岡原功祐) 

  • アンティグア・バーブーダ(アンティグア・セントジョーンズ):過去の無償資金協力により建てられたフィッシュ・マーケットではその場で新鮮な魚を買う事ができる。(写真提供:岡原功祐) 

  • アンティグア・バーブーダ(アンティグア・セントジョーンズ):過去の無償資金協力により建てられたアンティグアのフィッシュ・マーケットで魚をおろす女性たち。(写真提供:岡原功祐) 

プロジェクトニュース

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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