生物多様性保全のためのPNG保護区政策強化プロジェクト

The Project for Biodiversity Conservation through Implementation of the PNG Policy on Protected Areas

実施中案件

国名
パプアニューギニア
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2015年6月~2020年6月

プロジェクト紹介

パプアニューギニアは、世界で最も豊かな生物多様性を有する地域のひとつです。2007年には、国家生物多様性戦略および行動計画を制定しました。しかしながら、関係政府機関や地域住民など関係者間の連携が弱いこと、政府機関の資金・能力が十分でないことから、各種施策の実施が不十分な状況です。この協力では、陸域・海域における保護区管理および設立のモデルの構築、保護区に関する国家レベルのガバナンスおよび保護区政策に沿った、モデル保護区における地域住民との自然資源の持続的管理の強化などを支援します。これにより、同国における保護区のネットワークの効果的な管理に寄与します。

協力地域地図

生物多様性保全のためのPNG保護区政策強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ドローンから撮影したプロジェクト対象地のバリラタ国立公園の風景 

  • 国立公園内の哺乳類や鳥類のモニタリングを目的に設置したカメラトラップのデータ回収の様子 

  • 国立公園周辺の地域住民に保護区管理に参加してもらうために行っている、エコツーリズムを通じた生計向上活動 

  • プロジェクト対象地の外観を撮影するためにドローン飛行撮影の準備をする様子 

  • 海洋保護区の設立を計画するポートモレスビー市近郊、モトポレ島近海のサンゴ礁 

  • バリラタ国立公園内で撮影されたクスクス。生物多様性調査によってバリラタ公園内に多くの哺乳類が生息することが確認された。(写真提供:Indo-Pacific Conservation Alliance / Angus Fraser) 

  • バリラタ国立公園内で撮影されたアオムネカラスフウチョウ。ニューギニア島などの一部地域のみに生息するパプアニューギニアに特徴的な鳥類。(写真提供:Indo-Pacific Conservation Alliance / Angus Fraser) 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。