中核都市機能強化プロジェクト

Project for Capacity Development of City Corporations

実施中案件

国名
バングラデシュ
事業
技術協力
課題
ガバナンス
協力期間
2016年1月~2021年1月

プロジェクト紹介

バングラデシュ全国に11ある中核都市は、産業の集積地として経済発展を牽引する重要な経済活動の場となっています。しかし、脆弱な都市インフラおよびガバナンスは、適切な経済活動や雇用創出促進だけでなく、市民に対する行政サービス提供の阻害要因となっています。根本的課題は、地方自治法で定められた機能を担うために必要な制度・規則などが十分に整備されていないこと、リソース(資金と人員など)が不足していることです。この協力では、対象中核都市における中長期的なガバナンス向上戦略の策定および実施体制の整備を支援します。これにより、対象中核都市の機能および組織規模の適正化に寄与します。

協力地域地図

中核都市機能強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • バングラデシュの地方行政総局にて開催されたワーキング・グループ会議にて、中核都市機能強化へ向けての5ヵ年事業計画案につき専門家が説明を行った。(2016年) 

  • バングラデシュのガジプール市にて、既存財務会計システムと利用状況について専門家が調査を行った。(2016年) 

  • バングラデシュのロンプール市にて、同市に設置された行政改革員会の初会合が開催され、今後の活動について専門家の支援の下議論が行われた。(2016年) 

  • バングラデシュの中核都市市議会議員を対象に、日本の自治体議会について専門家が説明を行い、同国現行法制下での可能性について議論が行われた。(2016年) 

  • バングラデシュのナラヤンガンジ市市民情報センター。出生届受付や基本情報提供は行われているが、徴税・料金徴収の制度改革による歳入増や歳出管理など課題は多い。(2016年) 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

関連記事等

関連記事等はありません。