国際物流ハブ構築促進プロジェクト

Project on Implementation of International Logistic Hub Master Plan

実施中案件

国名
ナミビア
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発
協力期間
2016年2月〜2019年3月

プロジェクト紹介

ナミビアは、4ヵ国と国境を接し、また大西洋に面していることから、世界各地域と南部アフリカを結ぶ物流ルートとして高いポテンシャルを持っています。「第四次国家開発計画」では、物流立国とする構想が優先分野の一つとして掲げられ、「国際物流ハブ構築マスタープラン」を策定することが明記されました。同プランの策定には日本が協力し、7つの基本戦略を軸とし、6つの必須構成要素ごとにプロジェクトが提案されました。この協力では、各プロジェクトの全体調整を担うNational Coordinating Unitおよびワーキング・グループの政策決定や活動を支援します。これにより、同国を南部アフリカ開発共同体(SADC)地域における国際物流ハブにすることに貢献します。

協力地域地図

国際物流ハブ構築促進プロジェクトの協力地域の地図

協力現場の写真

  • ウォルビス・ベイ港は、アンゴラへの積み替え港として急速に成長してきました。しかし、同国の主要輸出品である原油価格の低下を受けた経済の停滞と、同国内の港湾整備により、その成長は曲がり角にあります。 

  • ウォルビス・ベイ港では、2018年の運営開始を目指して新しいコンテナターミナルが建設されています。このコンテナターミナルが完成すれば、コンテナ取扱量は現在の約2倍となる年間75万TEU(貨物の容量のおおよそを表す単位)に増加します。 

  • プロジェクトは、ナミビアが物流立国として南部アフリカ開発共同体(以下、SADC)内陸地域への貨物輸送のハブの役割を果たすようになることを目指しています。そのためには、船からトラックや鉄道に貨物を積み替える施設の整備が必要となります。 

  • ナミビアが国際物流ハブとなるためには、民間事業者の成長を促すことも必要です。民間事業者と意見交換し、事業者が事業を行いやすい環境作りや、SADC内陸国に対する物流マーケティング活動を進めています。 

  • ナミビアの交通・物流に関するワークショップに技術協力プロジェクトチームも参加し、同分野に関わる政府機関、国内外の民間企業、研究・教育機関、援助機関と国際物流ハブ構築のための意見交換をしています。 

  • ウォルビス・ベイ港からSADC内陸地域に向かう道路の一部は、物流ルートとして活用するには十分でない区間もあります。道路インフラのアップグレードを支援することもプロジェクトの活動の一部となっています。 

  • ナミビアの鉄道分野は、鉄道経営体の財務状況の悪化や、厳しい地理・気象条件下でのインフラの維持管理が課題です。健全な鉄道の運行は道路やトラックの負担軽減に繋がり、国際物流ハブの構築にも貢献します。 

  • ナミビア国内の会議だけではなく、SADC事務局やその加盟国の政府高官の参加する国際会議にも出席して、ナミビアの国際物流ハブ構想とそれを推進するプロジェクトの活動について説明し、意見交換しています。 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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