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第5回、第6回技術委員会開催(2025年8月)

2025 年8月7日から8日にかけて、キンシャサ市において、JICA国家森林モニタリングシステム運用・REDD+パイロットプロジェクトに関する技術委員会(Technical Committee)が開催されました。本委員会は、合同調整委員会(JCC)の下部組織として、国家森林モニタリングシステム(NFMS)に関する技術協力とPIREDDクウィル事業の技術的な検討を行う場です。

会合では、アグロフォレストリー整備が約5,600haに達し、目標の約97%を達成したことや、炭素貯留評価の実施状況などについて報告が行われました。これらは、2024年後半から行ってきたMEDD内の関係部局の代表で構成されたREDD+政策・措置(PAM)モニタリング・評価に関するタスクフォースが進めてきた活動の成果です。また、炭素吸収量に加え、生計改善や生物多様性保全といった非炭素便益を含めた包括的な評価手法の重要性について意見交換が行われました。さらに、PIREDD PAMモニタリング・評価手法マニュアル(案)およびクウィル州REDD+事業モデル技術ガイド(案)の最終化に向け、指標の標準化やドローンおよびGISを活用したデータ収集の有効性が確認されました。

続いて、8月28日から29日には、同市において第6回技術委員会が開催され、8月中旬のタスクフォース活動を踏まえ、タスクフォースがPIREDDクウィル事業を対象に試行してきたREDD+政策・措置(PAM)モニタリング・評価手法の成果が総括されました。

会合では、14サイトでの実測調査に基づく炭素隔離量の推定結果に加え、ドローンを用いた森林被覆モニタリング結果や、100名以上の地域住民への調査を通じて確認された、生計改善やガバナンス強化といった非炭素便益の成果が共有されました。特に、アグロフォレストリー導入によるトウモロコシやキャッサバの収量向上が報告され、地域住民の生活改善に対する具体的な効果が示されました。

さらに、PIREDDに係る PAMモニタリング・評価手法マニュアルおよびクウィル州REDD+事業モデル技術ガイドについて、MEDD内での承認に向けた最終化に関する検討が行われました。本会合は、国家森林モニタリングシステム(NFMS)の運用化に向けREDD+PAMモニタリング・評価を制度化するための最終段階まで高める重要な節目となりました。これらの成果は、事業終了後もコンゴ民主共和国全体のREDD+実施と気候変動対策の強化に活用されることが期待されます。

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第5回技術委員会の様子

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第6回技術委員会の様子

第4回技術委員会についてはこちら