NFMS DIAF地理情報課職員へのドローン研修の実施(室内研修)
NFMS(National Forest Monitoring Systems/国家森林モニタリングシステム)の構築に貢献するため、プロジェクトでは、森林・土地被覆分類図の精度向上に資する「衛星画像判読ガイドブック」を作成しています。
このガイドブックの「判読表」に掲載する資料として、ドローン空撮写真を予定しています。そこで、活動の中心となるDIAF(Direction des Inventaires et Aménagements Forestiers/環境・持続開発省森林インベントリー整備局)のGéomatique課(地理情報課)職員を対象に、「判読ガイドラインのためのドローン研修」を実施しました。研修は屋内講義と屋外実習に分けて計画されています。今回の研修では、ドローンの専門家である外部講師を招き室内講義を5日間かけて行いました。受講者として、DIAF職員6名とプロジェクトスタッフ1名が参加しました。主な講義内容は次の通りです。
- クアッドコプター型ドローンの構成要素
- ドローンを構成する各要素の役割の詳細
- より複雑な制御を組み合わせた操縦の練習
- X1Sドローンの基本的な準備
- ドローン分野の略語・専門用語
- ラジコンやドローンの動きによるフライトのシミュレーション
- フォトグラメトリーとテレメトリーソフトウェアの使い方紹介
- GS-Proの紹介
- DroneDeployの紹介
- DJI Terraの概要
過去のドローン研修に関する記事はこちら
ドローン講師のYannick氏
DIAF会議室での講義の様子