マスタートレーナー育成研修(MTOT)を実施しました!
NNBC遵守に対する意識改革の促進を目的とし、建物建設に関わる関係者の能力開発にかかる研修体系の構築を目指し、マスタートレーナーを育成するための研修(MTOT: Master Training of Trainers)を実施しました。(マスタートレーナーとは、自ら研修を主催し、トレーナーを育成することができるトレーナーのことです)
- 第一回MTOT(11/28-12/02):25名
- 第二回MTOT(12/12-12/16):24名
- 第三回MTOT(01/02-01/06):22名
- 第四回MTOT(02/27-03/03):24名
トレーニングでは、BCWPや、建築基準(NBC: National Building Code)のうち、2020年に新築建築に対する耐震基準の規制強化が図られるように改訂されたNBC105(新耐震設計基準)についての座学での講義に加え、原寸大配筋モデルを活用した検査実習や工事写真による品質管理報告の導入、PCを用いたe-BPS(電子建築許可申請システム)の実技指導を交えた講義が行われました。
1日目:プレテスト、BCWP、改定NBC105、設計図の確認手順
2日目: 建築許可、施工監理、日本の実例紹介、原寸配筋モデルを用いた検査(実践)
3日目: コンクリートの品質管理、非破壊試験(座学・実践)、設計図の確認手順
4日目: e-BPS(システムの概要、電子建築許可申請システムのワークフローの理解、デモンストレーション及び演習、e-BPS導入済自治体の実例紹介、等)
5日目: e-BPS(同前日)、ポストテスト、修了証の授与
座学講義の様子
原寸大配筋モデルを用いた実習
非破壊試験装置を用いた実習
PCを用いたe-BPSの講義
参加者の集合写真(第一回MTOT)
研修修了証の授与