摂南大学のスタディツアーを受け入れました。

当プロジェクトでは摂南大学経済学部のスタディツアーの一部を受入れ、2023年9月5日に学生5名と准教授1名がプロジェクト対象地であるチョンブリ県サメーサン地区の廃棄物最終処分場と同県シーチャン島のサンプリングサイト及びチュラロンコン大学環境啓発施設を訪問しました。

最終処分場を管理するサメーサン地区自治体への訪問では責任者から廃棄物管理・処理方法、近年の取り組みについて説明がありました。これに対して学生から廃棄物分別の方法や分別後の処理に関する質問が出ました。サメーサン地区では漁業廃棄物が多く排出されることから、漁業から観光業への移行及び観光客への啓発、廃棄漁具の燃料化を推進しており、廃棄物削減の一定の効果が見られているようです。他方、分別した廃棄物を運ぶためのコストが課題のようです。

シーチャン島では、学生は海洋環境がどのように変化しているのか、そしてその原因と影響は何かについて興味を抱いていました。啓発施設ではカニ幼生の放流やサンゴの養殖を体験し、海洋資源の持続的利用について知見を得たようです。

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