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チャオプラヤ川の極微小マイクロプラスチックとナノプラスチックの粒径別濃度の継続調査を行いました。

本プロジェクトでは、京都大学の田中周平准教授がチャオプラヤ川における極微小マイクロプラスチック(MPs)およびナノプラスチックの粒径別濃度調査を継続的に実施しています。

2025年10月10日には、チャオプラヤ川沿岸の5か所で採水を行い、河川水中に含まれる極微小MPsおよびナノプラスチックの試料を採取しました。また、電気伝導度とpHを用いた簡易的な水質測定も併せて行いました。

この調査は、河川環境中に存在するプラスチック微粒子の実態を粒径別に把握し、その分布や季節的な変化を明らかにすることを目的としています。これまで観測が難しかった1マイクロメートル以下の極微小粒子やナノスケールのプラスチックについては、田中准教授が開発した先端的な分析手法を用いて精密な測定を行っています。

チャオプラヤ川は、バンコクを流れる最大の河川であり、都市活動や産業排水などの影響を受けやすい水系です。今回の調査では、複数地点での採水を通じて、季節や流域条件による濃度変化を継続的にモニタリングしています。

得られた成果は、今後、学術論文として発表される予定であり、SATREPSプロジェクトの重要な成果の一つとなる見込みです。今後も継続的な観測を通じて、河川環境におけるプラスチック微粒子の実態解明に貢献していきます。

ワット・ポー周辺での水採取

採取水の電気伝導度およびpHの現場測定

ラマ8世橋周辺での水のろ過およびマイクロ・ナノプラスチックの採取

チャオプラヤ川における現地調査、無事完了