熊本大学での化学分析研究
2022年10月14日~2022年11月9日までチュラロンコン大学理学部海洋科学科の講師1名と修士課程学生1名が熊本大学で研修を行いました。研修では、パイロットサイト(チョンブリ県サメーサン地区)にある廃棄物処分場の近辺の道路から採集した粉塵に含まれるマイクロプラスチックの組成を分析するための技術及びタイで流通するプラ製品の有害添加剤を分析するための技術を身に着けました。研修最終日には九州大学応用力学研究所のセミナーに参加し研修成果の発表や他の研究者との情報交換を行いました。研修の過程で得られたデータは今後、沿岸海域及び外洋で得られるプラスチックのデータ及び陸域で得られる廃棄物マテリアルフローのデータと総合し、マイクロプラスチック汚染の発生過程や影響の予測に役立てる予定です。