【ニューズレター】DPUB2 ニュースレター6月号

1.  第2回ジョブコーチ養成研修の準備

ジョブコーチトレーナー第1期生は、「第2回ジョブコーチ養成研修」プログラムと各講義の内容についての打合せや協議のため、2023年6月7日、労働社会保障省の会議室で各トレーナーが担当する講義の内容の最終確認を行いました。
第1回ジョブコーチ養成研修での反省と教訓を踏まえ、ロールプレイのより適切な進め方やトレーナーの動きについて、積極的に協議するトレーナーの姿には頼もしさを感じました。
DPUB2では今後、第2期トレーナーの育成や地方でジョブコーチを育成する研修プログラムの最終化を行います。今後も労働・社会保障省、障害者開発庁と連携しながら、障害者の就労と定着を担うジョブコーチ/トレーナーの育成を進めていきます。

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2.第2回ジョブコーチ養成セミナーの実施

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DPUB2の第2回ジョブコーチ養成研修を実施しました!6月12日から15日まで4日間にわたり対面で行いました。
今回はジョブコーチトレーナーが行う毎日の打合せについてご紹介します。毎朝、トレーナーは欠席者や一日の演習の流れの確認を行います。研修実施中、軌道修正が必要な際、統括トレーナーがトレーナーに声をかけ、会場の後ろの方でトレーナーへ小声で指示を出します。また毎日の研修終了後、トレーナー全員で参加者の特徴や改善ポイント、明日の進め方についての振り返りと確認を行います。
このように、4日間の養成研修では、トレーナーが打合せを何度も重ねながら、研修を進めました。
ジョブコーチによる就労支援の専門性で重要な5つの柱(【障害者のアセスメント】、【職場開拓】、【職場のアセスメントと職務再構成】、【分かりやすく教える技術(システマティックインストラクション)】、【ナチュラルサポートの形成】)について、講義と演習の組み合わせで研修を実施してきました。一貫して参加者の皆さんへお伝えしてきたのは、ジョブコーチは「相手の立場に立って考える」視点を持つべきである。ということです。
障害者の立場、企業の立場、家族の立場、支援機関の立場。それぞれの立場を理解した研修終了生の皆さんが、今後ジョブコーチとして活躍していくことを願っています。

3.第9回企業啓発セミナーの実施

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DPUB2はHuman Rights Clubと協力し、第9回障害者雇用企業啓発セミナーを開催し、15名が参加しました。このセミナーは、DPUB2が育成した第1期生と第2期生が共同で開催しました。
第1期生の啓発人材であるバトチメグさん、ムンフトールさん、エルデネズルさん、ウドバルさんは、「障害の基礎知識」「モンゴルの障害者雇用の現状」「職場での合理的配慮」「モンゴルの障害者雇用の良い事例」「障害者雇用を支える公共サービスや法律」について講義を行いました。また、第2期生のメンバー6名がチームファシリテーターとして参加しました。

4. 優良事例Case⑦ノミン・ミシェルデパート

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JICAウェブサイトに優良事例Case⑦ノミン・ミシェルデパートの記事が掲載されました。
以下のリンクにアクセスし、同記事を一読ください。