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トゥエンクアン省で保護林の持続可能な管理に関する研修を実施しました

2024年11月12日~12月19日に亘り、トゥエンクアン省にて保護林の持続可能な管理に関する研修を実施しました。この研修は、当プロジェクトでこれまで支援してきたナハン保護林管理委員会が管理する林地に位置する9村を対象に、森林の保護と開発、特に保護林の持続可能な管理について、森林所有者の意識を高めることを目的として開催されたものです。

研修には、合計384名の森林所有者が参加し保護林の役割や森林劣化の影響、政府の森林保護・開発政策、地域における持続的森林管理計画とコミュニティの役割など幅広い知識について講義を受けました。参加者は講師のプレゼンテーションを聞いた後、それぞれの意見を共有しながら議論を進めました。

参加者にとって、持続的森林管理(SFM)計画についての研修を受けることは初めての機会であり、研修実施後に行われたアンケートによると、9割以上の参加者から、とても満足したとの回答がありました。また、森林に関する理解を深めるための追加の研修を求める声も聞かれるなど、関心が非常に高かったことが伺えます。

研修が行われた地域はベトナム北部の山岳地帯であり、参加者の多くがザオ、モン、タイなどの少数民族でした。12月になると肌寒くなり、研修が行われた各村の会場では、参加者が帽子やダウンジャケットなど厚着をして研修に臨む様子が見受けられました。

また、プロジェクトでは研修に先立ち、森林保護を目的としたサインボードを作成し、対象村の境界など6箇所に設置しました。サインボートは2種準備され、1つは保護林の重要な役割(水源保護、土壌保護、エコツーリズム等、森林法に記載されている項目)について、もう1つは森林火災発生警戒レベルが表示されています。火災発生警戒レベルは、サインボート以外にも、各村の村長らによってスピーカーで都度情報がアナウンスされることになっています。今回行われた研修とあわせて、森林所有者が身近な森林の役割やその管理方法について正しく理解することが期待されています。

トゥエンクアン省での活動に関する過去記事:

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ルンキエン村で研修後にサインボード前で撮影

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バンラ村におけるサインボード
左が保護林の役割、右が森林火災発生警戒レベルを示したもの

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ナムドゥオン村での集合写真

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メモをとりながら研修を受ける参加者

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ナチョン村の研修会場
バイクで集まる参加者が多数である

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講師の話を真剣に聞く森林所有者

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寒くなってきた12月中旬のナレオ村での研修の様子

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森の中にあるナカム村の研修会場