地域に根差した金融包摂推進を通じた貧困削減プロジェクト

ホンジュラスは中南米地域の最貧国の１つとなっており、これまでは貧困層は主に農村部に居住していましたが、収入機会を求めて都市部への人口流入が起こり、貧困問題は都市部へも拡大し、貧困削減はホンジュラスにとって重要な課題となっています。

その解決策の1つとして、金融サービス及び非金融サービスを通じて貧困削減を図るべく、本事業は、対象地域において、信用組合の規制及び監督体制の強化、信用組合及び信用 組合連合会によるサービスの開発・改善、生計向上ガイドラインの作成・普及により、 対象地域の組合員の生計向上能力及び手段の強化を行います。

【上位目標】
全国において、金融包摂と金融教育を通じて信用組合員の生計向上能力及び手段が強化される。
【プロジェクト目標】
対象地域において、金融包摂と金融教育を通じて信用組合員の生計向上能力及び手段が強化される。

【成果】
成果１
信用組合向けの規制及び監督が金融包摂に向けて強化される。
成果２
信用組合が、財務面も考慮し組合員への提供価値を高めるサービスを、パイロット事業を通じて開発または改善する。
成果３
信用組合連合が、パイロット事業を通じてジェンダー視点を反映した信用組合に対するサービスを強化する。
成果４
ジェンダーの視点に立った金融包摂を含むガイドラインが承認される。
成果５
ガイドラインの普及計画が承認され、実施される。