森林サブセクターワーキンググループ(FSSWG)会合が開催されました
森林セクターの重要な政策や進展に関する意見交換の場である森林サブセクターワーキンググループ(FSSWG)会合が開催されました。FSSWG会合はラオス森林局(DOF)とJICAラオス事務所の共同議長制により、半年おきに開催されており、F-REDD 2はFSSWGの運営について事務局を支援しています。
今回の会合は、Mr. Bounpone SENGTHONG DOF次長、伊藤JICAラオス事務所次長の共同議長の下で、関係機関やドナーを含めた総勢48名が会場とオンラインで参加しました。議題は事務局案に加えて予めグループメンバーからも提案を募集し、合計5つの議題に絞られました。昨今の保護区管理政策の進展に関連した国家保護区ロードマップの作成計画と野生生物法による取り組み、REDD+(注1)、世界銀行の生産林プロジェクトからの教訓と提言、そしてEUの違法伐採対策(FLEGT:Forest, Law, Enforcement, Governance and Trade)を支援するKfWプロジェクトの狙いについてです。発表を受けて、会議室内外で活発な意見交換がなされました。
(注1)REDD+:途上国での森林減少・劣化による温室効果ガスの排出を緩和することに対して経済的なインセンティブを国際社会が提供する仕組み。
FSSWG会合