F-REDD 2の3年目突入とJICAミッション
F-REDD 2プロジェクトは3年目に突入です。
年末年始で英気を養った後、目の前に控えるそれぞれのタスクに着手しました。
そのような中、JICAの本部ミッションが2024年2月中旬に来訪しました。まずは首都ビエンチャンで森林局とこれまでの協力を振り返り、残り3年間に向けた期待を確認。その後、世界銀行、ドイツ国際協力公社(GIZ)、国際連合食糧農業機関(FAO)の専門家たちとの面談を通じて、JICA支援がもたらす重要な意義と連携に期待が表明されました。ラオスの森林保全の推進という共通目標に向けて、政府や他のパートナーと力を合わせる思いを新たにしました。
その後、ミッションはサバナケット県へと移動し、県のカウンターパートと面談の後、約3時間かけてPhine郡を訪問しました。ランドスケープ管理の対象村の皆さんとお会いして、村の生業や森林との関わりについて教えてもらい、その後は県森林減少モニタリングシステム(PDMS)で検知された森林減少地を視察、さらにドローンを用いた森林モニタリングの様子を見学しました。郡職員はドローン研修の成果を披露し、少々ハラハラしながらも無事にフライトを完了。狙い通りに森林減少地を空撮することができました。
今年も盛り沢山の活動を控えてチーム一同、邁進して行きます。今後のニュースにご期待下さい。
小学校の教室で村の生業と森林の説明に聞き入る(2024年2月JICAミッション)
ドローン空撮の準備(2024年2月JICAミッション)
保全林の中に現れる森林伐採地(2024年2月JICAミッション)