10. 対象地区開発委員向けセミナーを開催
本プロジェクトの活動地域であるザンビアの首都ルサカ市の行政システムは、国政選挙のための選挙区(Constituency)、郡区(Ward)、町区(Township)などで構成され、さらにその下の「Zone」と呼ばれる区画が最小単位となります。そして、自治体レベルでコミュニティーの意見聴取・調整機能を担っているのが郡区開発委員会(Ward Development Committee: WDC)です。そこで、調査・活動対象となるカニャマ地区およびチャワマ地区のWDC委員の方々(任期2年半で住民投票により選出。今回集まって頂いた方々は、最近選ばれたばかりの方々)総勢25名を集めてセミナーを開催し、ルサカ市公衆衛生局とともに本プロジェクトの紹介をすると同時に、様々な意見を聞きました。
様々な質問や要望を述べるWDC委員の方々
様々な質問や要望を述べるWDC委員の方々
様々な質問や要望を述べるWDC委員の方々
様々な質問や要望を述べるWDC委員の方々
ルサカ市が計画中のハード面の対策について述べる同市上級防疫員(Senior Health Inspector)のカンブワンブワ・ロビー(Kambwambwa Robby)氏
チャワマ地区のこどもクラブ(現地語で「私のコミュニティ」を意味する「Dziko Langa: ジコ・ランガ」)の取り組みについて述べる同クラブ・スタッフのスーザンさん(左)
WDC委員の方から寄せられた様々な要望を聞いた上で、それらと同様に重要になる住民の意識改革と、その突破口になる本プロジェクトの成果品を、WDC自身が積極的に活用し、主体的に取り組んで欲しいと説くルサカ市公衆衛生局のカゴリ局長
プロジェクト関係者にとって、「ルサカ市は第一のドア、WDCは第二のドア」とその重要な位置づけを述べ、プロジェクトへの協力を呼び掛ける原田先生
セミナー参加者とのグループ写真