13. チャワマ地区とカニャマ地区の現地情報収集を開始
首都ルサカ市は、7つの選挙区(Constituency)、38の郡区(Ward)、91の町区(Township)で構成され、さらにその下に「Zone」と呼ばれるコミュニティの最小区画があります。しかし、これらの区画は、それぞれ、政府選挙管理委員会、ルサカ市、地元コミュニティや保健省など、別々の機関・団体により設定されているため、必ずしも整合性があるわけではありません。そこで、調査対象となるチャワマ、カニャマ地区を管轄するLWSC支所でコミュニティ開発オフィサー(Community Development Officer: CDO)を務めるボニファス・シチョネ(Boniface Sichone)さんを訪れ、対象地区の区割りと給水網ならびに給水システム全般について情報を入手し、その後、LWSCの地図情報を管轄する地理情報システム部(Geographic Information System Department: GIS)のチスロ・チサンガ(Chisulo Chisanga)氏と面談し、複雑な区画の関係性などの基本情報を入手しました。
LWSCマケニ支所前でボニフェスさん(左から2人目)と、給水網の最上流から最下流までの水質検査を実施予定の京大修士2年高橋くん(右端)
LWSC地理情報システム部チスロさん(右端)から話を聞く高橋くん(右から2人目)とチサンガさん(左から2人目:2025年4月から京大博士課程履修予定)