About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

基礎教育算数・数学能力向上プロジェクト

Project for Improving the Learning of Mathematics in Basic Education

実施中案件

国名
セネガル
事業
技術協力
課題
教育
協力期間
2025年11月~2029年7月

プロジェクト紹介

セネガルでは、算数・数学の基礎を十分に身につけられないまま進級したり、中退したりする子どもが少なくありません。2017年の国際調査では、数学で必要な水準に達した中学生はわずか7.7%でした。算数・数学の力と、その土台となる「学ぶ喜びを知ること」は、一人ひとりの人生を豊かにします。さらに、地域や国の発展を支え、国境を越えた課題の解決や、より良い国際社会づくりに貢献する人材を育てる基礎にもなります。そこでセネガル政府は、教育を通じた人づくり・国づくりに長年の経験を持つ日本に支援を要請しました。前身の協力では、子ども自身の学びを、教師、保護者、地域、行政が一体となって支える算数学習改善モデルを開発し、全国の公立小学校約9,000校、約191万人の子どもに届けました。本プロジェクトでは、その実践を外部支援に頼らず、現地の関係者の協働で日常の教育や行政に組み込み、自ら続けられるようにし、その取組を中学校の数学へつなげていきます。日本の学校教育や国際協力で培われた知見を生かし、現地の人々と共に悩み、共に汗をかきながら挑戦しています。


【上位目標】
初等・前期中等教育における基礎算数・数学能力(知識・技能・成績)が改善する。

【プロジェクト目標】
(初等教育)コミュニティ協働を含むPAAMEモデル(統合版モデル)が教育行政によって継続的に実施される。
(前期中等教育)パイロット校における試行を通じて数学学習改善モデルが構築される。

【成果】
(初等教育)
成果1:PAAMEの成果を継続的に管理・実践・モニタリングするための関係者の能力が強化される。
成果2:PAAME2で開発された教材が更新されて教員・児童へ配布され、活用される。
成果3:コミュニティ協働の仕組みが定着する。
(前期中等教育)
成果4:数学学習改善に係る学習教材が開発される。
成果5:パイロット校におけるモデルの試行を通じ学習が改善される。

協力地域地図

基礎教育算数・数学能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 前身の協力では、算数ワークブックで子どもが自ら考えて問題を解き、必要に応じて支えを受けながら「わかる」「できる」喜びを実感し、自ら学び続ける学習改善モデルを、全国の小学校に広げました。 

  • 子どもの学びは学校だけでは支えきれません。保護者、地域、自治体、行政が毎年、必要な支援を話し合い、できることを約束して実行します。その中で大人たちも学び、協働の喜びを感じながら地域全体で支えています。 

  • 限られた人員・予算で全国の学校の状況を知るため、各地の教育担当者が無料のオンラインツールでデータを集め、自ら分析して改善策を探ります。アフリカならではの人のつながりにデジタル技術を合わせた仕組みです。 

  • 外部に頼らず、自分たちの力で取組を続けていく。小学校部門リーダーのセック氏はその決意のもと、教育担当者、校長、教員が日常の仕事として、ゼロコストで無理なく取り組める方法を模索しながら実践しています。 

  • 小学校で算数がわかるようになったのに、中学校で急に数学が苦手になる子どもが多くいます。そこで教育省の小学校と中学校の担当者が経験を共有し、中学校の数学という新たな挑戦を始めています。 

  • まず、中学生がどこでつまずいているかを教育省の担当者と共に調べると、思った以上に授業についていけないとわかりました。受け止めにくい現実に向き合い、授業・教材・評価を一体で見直す動きが生まれています。 

  • 授業の形ではなく、子どもが「わかる・できる」を実感できる視点を学ぶため、セネガル教育省の担当者が岡山大学で約3週間研修しました。日本側が思考に寄り添い、成果は帰国後の教材づくりに生かされています。 

  • 数学を「難解で自分には遠い存在」と感じる中学生のために、数学を一部の人のものにせず、日々の教室で使え、生徒の自律的な学びと教員の指導の双方を支える教材を、現地と共に開発・試行しています。 

  • 目指すのは成績向上だけではありません。「わかった!」という喜びから自ら学び、人生を切り開き社会を担う人が育つ仕組みを、セネガルの人々自身が作ることを支え、私たち日本人も共に学んでいます。 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。