マジュロ環礁における貯水池整備計画
The Project for the Improvement of Water Reservoir at Majuro Atoll
実施中案件

- 国名
- マーシャル
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 水資源・防災
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2020年9月~(2020年9月~2026年12月)
- 供与額
- 17.57億円
プロジェクト紹介
マーシャル諸島共和国のマジュロ環礁では、3カ所の浄水場によって約2万8千人の住民に給水されています。給水量の約65%を占める「浄水場C」は、空港の滑走路で集水した雨水を貯めて水源としていますが、その貯水量は気候変動に大きく影響されます。現在の給水時間は1日4時間・週5日程度ですが、乾季(11月~5月頃)にはさらに短縮されるほか、旱魃が深刻化すると水道は停止され、給水車によって限られた水が供給されます。そのためマジュロでは、近年の降雨パターンの極端な変動、水需要の増加、貯水池からの漏水などの対策として、雨水の貯水量の確保が強く求められています。本協力は、浄水場Cの貯水池の新設及び付属する導水管路、護岸の整備を行うことにより、気候変動の影響等による旱魃発生時の飲料水・生活用水の確保及び将来の需要増への対応に寄与します。