サント島における水力発電施設建設計画
The Project for the Construction of Hydropower Station in Espiritu Santo Island
実施中案件
- 国名
- バヌアツ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 資源・エネルギー
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2022年2月
- 供与額
- 45.43億円
プロジェクト紹介
サント島は当国最大面積の島であり、水力発電をベース電源として運用していますが、乾季及び日中の電力ピーク時はディーゼル発電に頼っています。サント島では、2030年には2018年のピーク需要に対し約37%増となることが見込まれており、ロードマップ実現に向けてクリーンな国産エネルギーである水力発電を早急に開発することが必要となっています。都市部では、給電のための変電容量が逼迫しつつあるため、安定供給のためは発電設備と併せて変電設備の増強が不可欠です。本事業はサント島サラカタ川において、新規流込み式小水力発電施設等を建設することにより、増大する電力需要に対してクリーン且つ安定的な電力供給を実現するとともに輸入化石燃料への依存軽減を図ります。これをもって産業活動・市民生活レベルの向上及び気候変動対策への寄与を目指します。
(1)事業目的
本事業はサント島サラカタ川において、新規流込み式小水力発電施設等を建設することにより、増大する電力需要に対してクリーン且つ安定的な電力供給を実現するとともに輸入化石燃料への依存軽減を図り、もって産業活動・市民生活レベルの向上及び気候変動対策に寄与するもの。
(2)事業内容
1)施設、機材等の内容:
【施設】取水施設、導水施設、発電所、アクセス道路
【機材】発電設備、送変電用設備
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネント:
詳細設計、入札補助、調達・施工監理、保守管理に係るマニュアル整備、モニタリング体制強化等