デリー上水道改善事業

Delhi Water Supply Improvement Project

国名
インド
事業
有償資金協力
課題
水資源・防災
借款契約(L/A)調印
2012年10月~
借款契約額
289.75億円

プロジェクト紹介

人口1,675万人を超えるインドのデリー首都圏では、上水道施設の老朽化や不十分な維持管理などにより漏水率が高く、1日平均3時間の制限給水を余儀なくされています。今後、上水供給の不足はより深刻化すると見込まれており、早急な対応が必要とされています。この協力では、同市の中でも最も古いチャンドラワール浄水場系統区において、既存の上水道施設の改築・更新を支援します。これにより、漏水率の抜本的な改善を図り、24時間連続かつ安定的な給水サービスの提供に寄与します。

協力地域地図

デリー上水道改善事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 水不足により給水タンクに群がるデリー市民。本事業により老朽化した施設などからの漏水が削減されれば水不足の解消にもつながる。 

  • 水源であるヤムナ川。ここから取水された水を浄化し、デリー市内に配水する。 

  • リハビリ対象であるチャンドラワール浄水場の沈砂池。老朽化が著しい。 

  • 同チャンドラワール浄水場の内部 

  • チャンドラワール浄水場内部のポンプ場の一つ。建物には「新しいポンプ場」との看板がかかっているが、1960年に建設されたものである。 

  • 市内を走る送水管。老朽化が著しいものについては取り替えられる。 

  • 浄化された水を重力により各家庭に配水するための給水塔。 

  • 激しく漏水している配水ポンプ。 

  • 老朽化した配水管からも漏水が著しい。 

  • デリー市内の配水管工事のイメージ。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。