6.Weeklyハイライト

2018年12月6日

2018年10月29日~11月9日

a)第1回基準タスクチーム&分科会開催

成果3「水道事業に必要な技術基準が作成される」に向けてのタスクチーム(STT)および成果4「水道公社の水道事業に関する計画実施能力が強化される」に関連する分科会の第1回会合が10月30、31日に開催されました。

技術基準は、ラオス水道法に適する基準を目指し行政、水道公社が協力して作成します。分科会は、水道事業にかかる業務を1.データ管理、2.お客様サービス、3.計画、4.財政、5.水質、6.水道協会の6つに集約し、それぞれ全国の水道公社が取り組めるよう実施方法やテキストを取りまとめていきます。この基準タスクチーム&分科会は2ヶ月に1回を目途に開催します。

b)引原大使・首都ビエンチャン水道公社浄水場を訪問

11月2日に引原毅・駐ラオス日本国大使が首都ビエンチャン水道公社のチナイモ浄水場とドンマカイ浄水場を訪問されました。チナイモ浄水場は過去に日本の無償資金協力(ビエンチャン市上水道施設拡張計画)で拡張されており、今回、有償資金協力(首都ビエンチャン上水道拡張事業)でさらに拡張される浄水場です。ラオスの水道分野は、無償資金協力、有償資金協力に加えて、技術協力(MaWaSU2)、草の根事業(埼玉県、さいたま市)、ボランティアと多くのスキームによって日本が支援してきています。今回の引原大使訪問によって注目を集めた首都ビエンチャン水道公社はMaWaSU2でも更なるリーダーシップが期待されます。

(注)引原大使の浄水場訪問は地元新聞(英語・ラオス語)にも紹介されました。

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第1回基準タスクチーム&分科会でコメントする首都ビエンチャン水道公社局長

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分科会で議論をリードする園田チーフアドバイザー(左から2人目)

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首都ビエンチャン水道公社・チナイモ浄水場を訪問する引原大使(右から4人目)

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水質ラボを視察する引原大使(中央)地元新聞掲載写真