大陸の厳しい気候を持つモンゴルは広い国土を持ち、輸送手段の半分を道路が占めています。道路の舗装率が近年伸びているものの、道路建設に必要な基準が極度の乾燥、冬季の極寒、昼夜の大きな気温差等の特徴を有するモンゴルの厳しい気候条件に必ずしも十分適応できていない状況にあり、道路のひび割れ・ポットホール等の損傷や平たん性の低下が多くみられます。本プロジェクトにおいて1)道路舗装構造設計及び配合設計に関わる基準類の改訂/策定能力を向上し、2)材料試験所の能力向上を図り、さらに3)策定した基準やマニュアルをパイロット事業において実践・検証することで道路舗装技術開発能力の向上を目指します。