小学校教育

「小学校教育」隊員とは?

現地の先生と一緒に、「算数、理科、音楽、体育、図工」等の授業を行ったり、授業手法や教材の改善に取り組んだりすることで、児童がよりよい教育を受けられる環境づくりを行います。配属先により、活動の種類は3つに大別されます。

  • 小学校に配属され、現地の教員とともに授業を行う。
  • 県や市の教育事務所などに配属され、傘下の小学校を巡回指導、または地域の教員研修会を実施する。
  • 教員養成校で小学校教員の育成をサポートする。
子どもたちと一緒に作る「学級のきまりごと」。①時間を守る②困っている人を助ける・・など。(ボリビア)
日本の小学校の子どもたちとの文通。(タンザニア)
図工の時間 紙でオリジナルの民族衣装を作る。(ベナン)

「小学校教育」隊員には何が必要?

途上国の文化や価値観を尊重し、現地の教員と共に活動する協調性を備えた人。その上で、日本の小学校の現場で働いたことがある方が望ましいです。小学校教諭免許をお持ちの方を主な対象としますが、下記のいずれかの要件を備えていれば、応用が可能です。

  • 教員を目指している学生の方で、学齢期の児童に教科の指導をした経験がある方
  • 学校(中・高)での教科指導(教科不問)経験がある方
  • 塾講師として教科指導の経験がある方

「小学校教育」隊員のシゴト Q&A

応募時点で、小学校教諭免許は必須ですか?

小学校教諭免許は、第一種小学校教諭免許、第二種小学校教諭免許、小学校教諭免許専修の3種類を指し、これらを応募時点、またはJICA海外協力隊派遣時点で取得していることが望ましいですが、小学校教諭免許を必須としない要請もあります。その場合は、塾、学習支援ボランティア、学童保育等での児童への指導経験の内容を参考に、適性を判断します。また、校種・教科を問わず教員免許を必須とする要請もあります。

希望どおりの要請に派遣されますか?

あなたのこれまでの指導歴を踏まえ、最も適切な要請を選定します。また、応募者の希望が集中しやすい国や要請があるため、必ず希望した要請に合格するとは限りません。応募時には、ご自身の経験・キャリアが最も生かされやすいと考えられる要請を選ぶこと、その理由をしっかりと説明できることが大事です。

教員養成校や教育事務所の配属先でも、子どもと触れあうことがありますか?

配属先が、教員養成校や教育事務所の場合でも、配属先の付属の小学校で直接子どもの指導をしたり、周辺の小学校を巡回して子供たちの指導をしたりすることもあります。

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