【実施報告】中南米隊員に聞く!「山口から世界へ!JICA海外協力隊パネル展 & 体験談・募集説明会」(山口市)ーエルサルバドルとエクアドルの元隊員に、直接体験談を聞く!ー

2023.06.28

6月4日(日)14時~16時半、山口県で今期1回目の協力隊募集説明会を山口市で実施し、大学生からシニアの方まで、幅広い世代の9名にご参加いただきました。今回の春募集での応募予定者も多く、事業説明から体験談まで、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

また、6月4日から6月18日まで、山口市市民活動支援センターさぽらんてで、協力隊パネル展も開催しました。山口市出身隊員4名を含む、現役隊員10名の活動写真と、市民の皆さんへのメッセージを展示。その他、帰国後の地域への社会還元活動として、青年海外協力隊山口県OB会が運営している、外国にルーツを持つ「こどものための日本語教室」の活動についても紹介しました。協力隊経験を生かして、帰国後に地域で活躍する場があることを、身近な事例を通して知っていただきました。

ご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

【説明会】遠方の下関からも参加いただきました!

【パネル展】さぽらんてでの展示の様子

2名の協力隊経験者から、実際の活動や当時の思いを伺いました!

募集説明会では、エルサルバドルの柔道隊員だった山縣住雄さん(2011-3次隊)、エクアドルの作業療法士だった山田恵さん(2014-4次隊)に、体験談をそれぞれ話していただきました。

山縣さんは、「本当に自分の活動が役に立っているのか」と自問自答されながらも、現地の人々に寄り添った活動を続けられ、ご自身の経験を最大限に生かして活動されました。課題や葛藤もある中、「最後は、情熱!」という言葉が強く印象に残っています。

また、山田さんは活動の様子を動画で紹介され、参加者の方は実際の活動へのイメージがわいていたようでした。JICAの制度を活用した帰国後のキャリアや、派遣前訓練における資料の紹介には、実体験を、さらに協力隊への理解を深めていただきました。

体験談の後は、その他の協力隊経験者も交えた、座談会!
応募への質問から、ちょっと気になるアレコレまで気軽に聞いていただき、参加した方からも、「海外を肌で感じる大変ワクワクした時間だった」と、嬉しいコメントを頂きました。

さらに、私が嬉しかったことは、昨年の秋募集で合格されたお二人がご挨拶に来られ、「合格しました!」と、直接ご報告いただいたこと。デスクでは、通年を通して協力隊の応募相談を受け付けています。相談に来られ、その後応援し続けていた方々を、新たな「協力隊員」として送り出せることは、本当に心から嬉しく思います!お二人の今後のご活躍をお祈りしております。

ご来場いただいた皆様をはじめ、後援頂いた山口市の皆様、当日協力して頂いた協力隊経験者の皆さん、どうもありがとうございました。

(山口県JICAデスク 小川真奈)



山縣さんから学ぶ、現地の生活は知らないことがたくさん!

派遣前訓練について、持参した当時の資料を用いて説明する山田さん。

今回は、医療関係の職種が人気!座談会も盛り上がっていましたよ!

山口大学や山口県立大学の学生も参加してくれました!将来のキャリアに生かしてくださいね!

山口県のOB会メンバーとスタッフで一枚!お疲れ様でした!

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