【実施報告】ケニアとの生中継も!「山口から世界へ!JICA海外協力隊パネル展 & 体験談・募集説明会」(岩国市)

2023.06.28

6月10日(土)14時~16時半、山口県で今期2回目のJICA海外協力隊の募集説明会を、岩国市で実施しました。協力隊への参加を希望者する5名の方にご参加いただき、岩国のOB会メンバーをはじめ、多様な経験者も集結しました!

また、5月22日から6月9日まで、岩国市役所1階ロビーで、協力隊パネル展も開催しました。岩国市から派遣された現役隊員2名と元隊員1名の展示を中心に、身近に協力隊の活動を知っていただく機会となりました。

ご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

【説明会】ケニアの金平隊員との生中継に、会場もワクワク!

【パネル展】会場の様子

ケニアの話にワクワク!現役隊員とは、オンラインでつながりました!

当日の体験談については、ケニア隊員の2人から発表してもらいました。

1人目は、今年3月に帰国されたばかりで、コミュニティ開発隊員として活動していた、實近千尋さん(2022-9次隊)。特産品であるバスケット生産者グループの販路拡大支援の活動や、現地での生活について紹介。コロナで一時帰国と再派遣を経験された思いも伺いました。

實近さんは、「派遣前は不安で帰国後の心配もあったけど、最後はワクワク感が勝り、決断してよかった。この経験は、私の人生において最高の宝。ぜひ皆さんも挑戦してほしい」と、応募を迷っている参加者にも熱いエールを送られていました!

2人目は、岩国市出身で、栄養士隊員としてケニアで活動中の金平恵実隊員(2021-7次隊)に、現地から生報告してもらいました!金平さんは、医療施設で低栄養の疑いがある親子に母子手帳で食事改善のアドバイスを行なったり、学校で手洗いの習慣化や指導を行なったり活動しています!

金平さんは、「栄養改善の知識がない人や手洗い習慣がない人への指導は、文化の違いもあり、すごく根気がいる。考えを変えるにもすごく時間がかかる」と、活動中に直面する課題や、率直な思いも教えてくれました。

ただ、試行錯誤しながらも、現地の人々を尊重して向き合い、一緒に活動されている姿が印象的でした。
残り5か月、ケニアの人々の記憶に残る活動をしたいとのこと、最後まで頑張ってください!!

實近さんは、アフリカ布の素敵なスカートを披露してくれました!

金平隊員の元気そうな様子が見れて、送り出した岩国OB会員も嬉しそう!

多様な協力隊経験者と、気軽に楽しく座談会!

体験談の後は、参加者が関心のある国や、職種別に分かれて、多様な経験者とざっくばらんな座談会へ!障害児・者支援や小学校教育など、他の職種の経験者から活動を聞いたり、応募に関する相談をしたり、楽しみながら、不安や疑問点を解消されていました。

参加者の皆さんからは、
「金平さんのように栄養士として活躍できるように頑張ります!」
「現地の活動を生で聞けて嬉しかった」
「座談会で色々な話が聞けて、とても参考になった」
「また話を聞きたい!」
「海外の暮らしに不安だったが、皆さんの話を聞いて楽しそうだと思った!」
など、熱いコメントを頂き、応募意欲を高めていただきました。

これをきっかけに、皆さんの「協力隊チャレンジ」への第一歩が踏み出せたなら、経験者としても嬉しい限りです。

さぁ、いよいよ春募集も7月3日正午まで!応募書類作成中の皆さん、『最高の宝』にもなる協力隊の参加に向けて、あと少し頑張ってください!

ご来場いただいた皆様をはじめ、共催の岩国市の皆様、当日協力して頂いた協力隊経験者の皆さん、どうもありがとうございました。

(山口県JICAデスク 小川真奈)

グループに分かれて、アットホームな雰囲気で座談会♪

岩国在住、元フィリピン隊の赤木さんと、笑いありの個別相談!

協力隊メンバー!實近さんが支援した生産者が作ったバスケットと。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ