【実施報告】浜田市世界こども美術館にて「ワールドサロン」を開催しました。

#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.02.11

ガーナの子どもたちが作った美術作品が浜田市に!

 浜田市世界こども美術館は、全国的にも珍しい子どもをテーマにした「見ること」と「作ること」の両方が楽しめる美術館です。そんな美術館では毎年、子どもたちが主役の企画展「浜田こどもアンデパンダン展」を開催しています。(今年は2024年1月13日(土)から3月3日(日)まで)。ちなみに“アンデパンダン”とは「審査なく誰でも自由に参加することができる」という美術用語です。作品に優劣をつけることなく、子どもたちの表現をありのままに紹介する展覧会として1997年より毎年開催されています。思いのままに手を動かして作られたパワフルな作品や、じっくりと時間をかけて丁寧に作られた作品など、子どもたちのアイデアや工夫がつまった作品がたくさん展示されています。今年は現在派遣中のJICA海外協力隊員を通じて、遠く西アフリカのガーナから新たに10点の作品が届きました!
 これらの作品は、日本のように潤沢な画材等がない中、糊は小麦粉やキャッサバから作り、材料には草花や石などの自然物、近所のテーラーさんが廃棄する美しいアフリカ布のハギレなど様々な廃材を利用しながら、ガーナの日常や文化を表現しているそうです。彼らの豊かな創造力や表現力には驚きと感動がいっぱいです。美術作品を通して、遠いガーナについて想いを馳せてみませんか。

見て、着て、触って世界を感じよう!

 上述の企画展とのタイアップ企画として、2月11日(日・祝)にはJICA海外協力隊経験者や島根県立大学浜田キャンパスの学生と一緒に「ワールドサロン」を開催しました。アンデパンダン展で国内外の作品を見た後は、今度は実際に世界を感じてみようということで、まずは10ヶ国の国の民族衣装試着コーナーへ。世界各国の言葉で「こんにちは」と挨拶をしたり、ポーズを決めて写真を撮ったり、衣装を着たままアフリカン楽器を演奏したり気持ちはもう外国気分です!そのほかJICA海外協力隊員が国内を含む世界で見てきた風景写真のパズルコーナーでは初級レベルから上級レベルまで、時には悪戦苦闘しながらも一人で・兄弟で・ご家族で挑戦していました。中には1時間以上滞在してくださった方もおられましたが、作品や体験を通して少しでも「世界」を身近に感じてもらえたら嬉しいです。

(記:島根県JICAデスク)

ガーナの児童たちの作品を一部ご紹介します!

大人も子どもも一緒に楽しみました。

初めて見る楽器に興味津々。

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