【実施報告】「難民の故郷の味フェア」開催しました

2023.07.31

2023年6月13日(火)から6月26日(月)までの2週間、ひろしま国際プラザのレストラン「ラコルト」で「難民の故郷の味フェア」を開催しました。

毎年6月20日は 「世界難民の日」(World Refugee Day)。難民の保護と援助に対する世界的な関心を高めるため、2000年に制定されました。難民問題は世界の喫緊の課題となっており、残念ながら年々その数は増えています。そして日本にも、これまで1万人以上の難民が逃れてきており、もちろんウクライナ以外の国からの方も多くいらっしゃいますが、その事実はあまり知られていません。そして彼らにも、私たちと同じく、愛する故郷の味があります。
身近な食を通じて、これらの現状と課題、私たちになにができるかを考えるきっかけとするため、「世界難民の日」の前後2週間をフェア期間とし、レストラン「ラコルト」のエスニックバイキングメニューのうち毎日1品を、難民を多く輩出している国(過去に輩出していた国を含む)の料理を日替わりで提供しました。この様子はTVやFM、新聞など多くのメディアにも取り上げて頂き、またレストランを利用したお客様からも「今まで知らなかったけれど、美味しい食事を楽しみながら世界の問題に触れることができた」と好評でした。

フェア期間中に皆様からお寄せ頂いた募金3,496円を、日本に来た難民への支援活動を行う「認定NPO法人 難民支援協会 Japan Association for Refugees」へ寄付させて頂きました。ご協力ありがとうございました。
現在もレストラン前とJICAプラザでは難民問題に関する展示コーナーを設けています。JICA中国では、これからも身近なところから世界の課題に触れ、考える機会を提供していきます。

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