【実施報告】日系社会研修員が島根県環境生活部長を表敬訪問しました!

2023.08.16

ブラジルから島根へ。県内病院などで研修に取り組みます!

JICA日系社会研修員として来日した佐々木フェルナンダさんが2023年7月31日(月)、島根県環境生活部の西村部長を表敬訪問しました。
佐々木さんは看護師として来日し、12月中旬頃まで島根県内の病院での実習を通して日本の医療制度や看護の知識・技術の理解、習得に励みます。

本研修は島根県から提案を受け、JICA中国が島根県に委託し実施しています。島根県では県内から中南米地域に移住した方々の子弟等を「日系社会研修員」として受け入れており、県内企業等において研修を実施することで相互の国際協力・国際理解を図るとともに、中南米地域日系社会の発展と国造りに貢献しています。

表敬訪問ではまず初めに佐々木さんより日本語での自己紹介が行われました。通訳としてポルトガル語が話せる県の国際交流員が同席していましたが、西村部長も“やさしい日本語”を使って話しかけてくださり、「島根とブラジルのどちらが暑いか」「アパートでの生活はどうか」といった問いかけにも佐々木さんが自身の言葉で堂々と話してくれました。
また邑南町出身の祖父をもつ佐々木さんは2018年にも「在ブラジル島根県出身者青少年受入事業」(県事業)にて島根県を訪問しています。2度目の来訪ですが研修はもちろんのこと、自身のルーツとなる島根県での文化交流なども楽しみにしているようです。

最後に西村部長より「何かあれば絶対にサポートします。楽しい思い出や経験もたくさんしていただき、でももちろん研修も頑張ってください」と激励の言葉をいただきました。

佐々木さんは8月中旬頃までは生活や研修に必要な基本的な日本語学習に励み、8月後半からは実際に病院の婦人科外来や小児科などにて本格的な研修に取り組む予定です。

暑さに負けずに頑張ってください!!

(記:島根県JICAデスク)

少し緊張しながらも日本語で伝えてくれました!

県のマスコットキャラクター、しまねっこグッズに大喜び(笑)

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