広島県家族連絡会を開催しました!

2024.02.10

元気で帰ってくるのを楽しみに待っているよー!

これまで、広島県からは1,239人がJICA海外協力隊として世界に飛び立っています。
世界に旅立つ本人は「いざ行くぞ!」というわくわく半分不安半分で出発していますが、それを見守る周りの方は不安の方が大きいかもしれません。
「本当に一人で行って大丈夫なのだろうか」
「派遣国のことがわからなくて、日本からどんなサポートが必要なのかわからない」
など、見送る側の不安は本人が無事に帰国するまで解消されることはないのかもしれません。

JICAでは、毎年家族連絡会を開催しており、JICAボランティア事業の理解を深めていただくと共に、ご家族を含む関係者同士が情報交換をおこなう場として開催しています。途上国で活躍している隊員にどの様な支援を行っているのか、事故や病気になった時の対応、帰国後の進路などをお話しています。

広島県からは21名が派遣中

広島で活躍中のOVも参加

JICAのサポート体制やキャリアの説明も

今年は2月10日(土)に広島市留学生会館で家族連絡会を開催しました。
派遣中やこれから派遣される隊員のご家族や関係者の皆様にご参加いただきました。
家族連絡会ではJICAからのお話はもちろんのこと、世界各地に派遣されて現在は広島で活躍しているOV(Old Volunteers=協力隊経験者)とお話ができる場を設けています。

活動報告として、2023年に帰国した延原さん(ガボン/助産師)から活動内容や生活のお話をしていただきました。
延原さんは2019年に一度ガボンに派遣されましたが、コロナで緊急帰国を経験。日本に帰国した後も配属先との関わりを継続していたため、日本から手洗いタンクの贈与などを遠隔で実施していました。派遣が再開して元の配属先に行ったときには贈与した手洗いタンクなどがしっかり活用されていた様子など活動や生活の話だけでなく、緊急帰国時の様子もお話してくれました。
座談会では個別グループに分かれて参加者家族とOVが意見交換。
どのテーブルでも和やかな雰囲気で、笑い声が聞こえたり参加家族の皆様の顔もだんだんと緊張が解けている様子も。参加された皆様からは「実際に派遣された隊員の話を聞けて安心した」「派遣国を訪れるのが楽しみになった」など、連絡会を通して協力隊事業を知っていただけ、不安が消えたり見えなかった情報を知れたりする機会となりました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。
JICA海外協力隊はご家族を含めた多くの皆様の支えの元、派遣することができています。
JICA中国では、これからも多くの隊員が広島県から無事に出発して活動を全うして帰国することを応援しています。

派遣中の様子ついては「JICA海外協力隊の世界日記」、広島県の情報については「広島県JICAデスクのFacebook」で発信しています。是非ご覧ください。

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