海士町と連携覚書及びJICA海外協力隊連携派遣覚書(ブータン派遣)を締結しました

#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.03.14

署名式を終えた、大江海士町長(左)と井倉理事(右)

JICAと海士町(島根県隠岐郡)は、2024年3月14日(木)、連携覚書(更新)及びJICA海外協力隊連携派遣覚書を締結しました。

連携覚書は、JICAと海士町が相互に緊密に連携することにより、開発途上地域への国際協力を効果的かつ効率的に実施し、世界に開かれた学びの町としての海士町の一層の発展を図り、日本と開発途上地域の発展に資することを目的としています。JICAと海士町は2018年3月に連携覚書を取り交して以来、今回で2回目の更新となります。以下が具体的な連携内容になりますが、今般の更新では、下記(2)のところで派遣前ボランティアによる海士町内の課題解決に資する活動への参加を促進することが明記されました。
(1) JICA が実施する開発途上地域からの技術研修員の受入れ、開発途上地域への専門家の派遣、草の根技術協力事業等の推進
(2) JICA 海外協力隊への海士町の参加、派遣前ボランティアによる海士町内の課題解決に資する活動への参加、及び帰国したボランティアの海士町内における社会還元の促進
(3) 海士町内企業の海外展開及びグローバルな産業人材育成等の促進
(4) 大学及びNGO による国際協力及び国際協力を通じた海士町の振興への寄与の促進
(5) 海士町内における国際理解及び多文化共生の促進
(6) 海士町民の国際協力への理解の促進

また、JICA海外協力隊連携派遣覚書は、ブータン国の教育魅力化に資するJICA海外協力隊員を海士町が推薦して派遣すること、海士町の有する専門知識及び技術等の知見・人材を有効に活用しブータン国との間で相互理解の深化と共生を図ること、推薦したボランティアの活動経験を社会還元することなど、広く人材育成に寄与することを目的としています。

JICAは地方創生のフロントランナーである海士町とのパートナーシップを通じて、地域や世界とのつながりをより強固とし、今後も新しい活動に取り組んでいきます。

JICA海外協力隊連携派遣覚書に署名する大江海士町長(右)と村岡JICA中国所長(左)

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