【実施報告】 JICA海外協力隊 募集説明会 in 倉敷

2023.11.30

JICA海外協力隊の募集説明会が、11月26日(日)に、倉敷市民会館で開催されました。

将来のための情報収集に来られた方や、今季に募集をすると決めておられる方まで、15名が参加してくださいました。中には、岡山での説明会から引き続き足を運んでくださった方のお顔も!

今回の中継先は、モザンビーク。コミュニティ開発隊員として活動中の小野寺さんが、とても素敵なご自宅から、日々の生活について紹介してくださいました。主な活動内容は、母子を対象とした栄養改善のサポートなど、社会的に弱い立場にある人のケア。派遣されてから6ヵ月とのことで、現地の方々と少しずつ信頼関係を築きながら活動されている様子が伝わってきました。海外協力隊に応募するかどうか悩んだこともあったという小野寺さん。実際に行ってみると、普段は出会えないような人と交流でき、色々な経験ができていると、笑顔で語っておられました。

次に登壇したのは、今年3月に帰国し、現在は倉敷で教員をされている藤原さん。マダガスカルで、小学校教育隊員として活動された経験について、藤原さんならではの視点でお話しいただきました。タイトルは、「しくじっても Tsy maninona(マダガスカル語で、「気にするな」)!」。試行錯誤しながら、現地の先生や生徒さんとの関係性を徐々に作り、自分に、そして一緒にできることを増やしていったプロセスを、ユーモアたっぷりの語り口で報告されました。そして、最初は一人で抱え込んだり、気負い過ぎたりしてしまうこともあるけれど、現地の方の話をよく聞き、望ましい未来に向けて一緒に活動することで、楽しみながら前に進めるという力強いメッセージをいただきました。

体験談に続いて行われたのは、参加者と協力隊経験者との座談会と個別相談会。4グループにわかれて、応募のこと、現地での暮らしや活動のことなど、様々な話題について語り合いました。経験者と直接に話すことで、「自分にもできることがあるとわかった。」「応募したいという気持ちが高まった。」などの声が聞かれ、運営スタッフ一同、とても嬉しく感じました。

秋募集、そして未来のご応募を楽しみにお待ちしております!

関連リンク:JICA海外協力隊

「自分から心を開き、とにかく動こう!」と語る藤原さん

現地での活動、言語のことなど、話は尽きません。

みなさま、ご参加ありがとうございました。

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